概要

前から欲しかったRaspberry Pi

衝動に任せてAmazonで購入してしまいました。

Raspberry PiにはOSをインストールするディスクに電源、その他入出力装置(キーボード、マウスとか)が付属しないので、

Amazonから合わせて以下も購入しました。

上記全部で約10000円ほどになりました。

ということでこれ以上は予算オーバーなわけでして。

キーボードとかHDMIケーブルの手持ちもないので、何とかヘッドレス・ケーブルレスでRaspberry Piのセットアップをしようと思います。

というお話。

OSのダウンロード

キーボードもモニタもないので、NOOBSではインストール出来ません。。。

ということでデフォルトでSSHサーバが有効になっているRaspbianを使用することにします。

まず、Raspberry Pi公式サイトよりRaspbianのイメージを取得します。

ダウンロードページ

とりあえず、debain7(wheezy)ベースとdebian8(jessie)ベースの二種類がありました。

特にこだわりも無いので最新のdebian8(jessie)ベースをダウンロードすることにします。

[RASPBIAN JESSIE]の「Download ZIP」よりOSイメージを取得します。


# wget http://212.187.212.73/bt/dffe8144ecd9af3961fdf142e39794e038f1cfc5/data/2015-09-24-raspbian-jessie.zip
# ls
2015-09-24-raspbian-jessie.zip

# unzip 2015-05-05-raspbian-wheezy.zip
# ls
2015-09-24-raspbian-jessie.zip
2015-09-24-raspbian-jessie.img

取得したzipを解凍するとOSイメージ(.img)が生成されます

OSイメージのマウント

OSイメージには当然、自宅環境のWIFI接続設定なんてないので、

OSイメージをマウントして、上記設定を追加します。

マウントのOFFSETを調べる

RaspbianのOSイメージはboot領域(fat32)とroot領域(ext4)の2パーティションに分かれているので、

root領域(ext4)をマウントするにはOFFSETを調べる必要があります。

# parted 2015-09-24-raspbian-jessie.img

GNU Parted 3.2
Using /home/fmnb0516/2015-09-24-raspbian-jessie.img
Welcome to GNU Parted! Type 'help' to view a list of commands.
(parted) unit B                                                                                                                                                         
(parted) print                                                            
Model:  (file)
Disk /home/fmnb0516/2015-09-24-raspbian-jessie.img: 4325376000B
Sector size (logical/physical): 512B/512B
Partition Table: msdos
Disk Flags:

Number  Start      End          Size         Type     File system  Flags
 1      4194304B   62914559B    58720256B    primary  fat16        lba
 2      62914560B  4325375999B  4262461440B  primary  ext4

(parted) quit

上記よりroot領域のoffsetが[62914560]というのが分かりました。

OSイメージのマウント

上記で調べたoffsetを使用してOSイメージをマウントします。

# mount -t ext4 -o loop,offset=62914560 2015-09-24-raspbian-jessie.img /mnt
# ls /mnt
bin  boot  dev  etc  home  lib  lost+found  media  mnt  opt  proc  root  run  sbin  srv  sys  tmp  usr  var

WIFI設定の追加

マウントしたOSイメージのネットワーク設定に自宅WIFIの設定を追加します。

# sudo vi /mnt/etc/network/interfaces
# For static IP, consult /etc/dhcpcd.conf and 'man dhcpcd.conf'.

auto lo
iface lo inet loopback

# comment out
#auto eth0
#allow-hotplug eth0
#iface eth0 inet dhcp

# comment out
#auto wlan0
#allow-hotplug wlan0
#iface wlan0 inet manual
#wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

# comment out
#auto wlan1
#allow-hotplug wlan1
#iface wlan1 inet manual
#wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

# add setting
auto wlan0
allow-hotplug wlan0
iface wlan0 inet dhcp
wpa-ssid "SSID"
wpa-psk "パスフレーズ"

とりあえず、有線LANとデフォルトの無線LAN設定をコメントアウトし、 自宅の無線LAN設定を追加しました。

OSイメージをSDカードに展開する。

設定を書き換えたRaspbianのOSイメージをSDに展開します。

SDカードへの展開はWindows10で以下のソフトを使用しました。

Win32DiskImager

Win32DiskImagerを起動し、たRaspbianのOSイメージ(2015-09-24-raspbian-jessie.img)をSDカードに展開します。

Win32DiskImager

[Image File]に対象のOSイメージ(2015-09-24-raspbian-jessie.img)を、[Device]のSDカードのドライブを指定します。

[Write]ボタンを押下することで書き込み処理が開始されます。

Raspberry Piの起動

ということで、作成したSDカード、購入した電源とWIFIアダプタをRaspberry Piに接続します。

あとは電源をコンセントに接続すると自動でRaspberry Piが起動します。

Raspberry Piに割り振られるIPアドレスはルータの管理画面とかより確認してください。

接続確認

起動が無事に完了していればSSHのプロセスが立ち上がっているはずなので、SSHで接続できるか確認します。

接続に使用するユーザID/パスワードは以下を使用します。

  • user : pi
  • password : raspberry

    pi@raspberrypi ~ $ ssh pi@192.168.2.124
    pi@192.168.2.124's password:
    

OSの設定

Raspberry Piの初期設定として、以下の設定を行います。

  • 容量拡張
  • 文字コード設定
  • タイムゾーン設定
  • GUI無効化
  • GPUメモリ設定

まずは、Raspberry PiにSSHで接続します。

Raspberry Piの設定は[raspi-config]コマンドで行います。

# sudo raspi-config

raspi-config

容量拡張

初期状態ではSDカードの全領域を使用する事ができないので、root領域を確証します。

raspi-configを実行し[1 Expand Filesystem]を選択します。

再起動後、SDのすべての領域が使用できるようになります。

文字コード設定

日本語を使用できるようにします。

raspi-configを実行し[5 Internationalisation Options]->[I1 Change Locale]を選択します。

次の画面の[Configuring locales]で以下の文字コードを選択し、[OK]で設定を反映します。

  • ja_JP.EUC-JP EUC-JP
  • ja_JP.UTF-8 UTF-8

タイムゾーン設定

タイムゾーンをAsia/Tokyoに変更します。

raspi-configを実行し[5 Internationalisation Options]->[I2 Change Timezone]を選択します。

次の画面の[Configuring tzdata]で[Asia]->[Tokyo]を選択し、[OK]で設定を反映します。

GUI無効化

raspi-configを実行し[3 Boot Options]->[B1 Console]を選択し[Enter]で設定を反映します。

GPUメモリ設定

raspi-configを実行し[9 Advanced Options]->[A3 Memory Spli]を選択します。

[How much memory should the GPU have?]にて[16]を入力し[Enter]で設定を反映します。

ソフトウェアの最新化

[apt-get]でOS環境を最新のものに更新します。

# apt-get update
# apt-get upgrade

最後に

ということで我が家にも遂にRaspberry Piが来ました。

何に使うかは追々考えることにします。